Hola!
今日もメキシコの日常をご紹介します
ワールドツアー上映
「鬼滅の刃ー上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」を
メキシコの映画館で観てきました!
記事前半は
・内容自体の感想
・「日本のアニメが海外で放映されるとどんな感じなの?」というメキシコ人のリアクション
後半は
・今回の鬼滅から学べるスペイン語と
・メキシコならではの爆笑シーン
をお伝えしますね!
それではVamos!
〜〜〜
まず映画館に到着してびっくり。
館内は人で一杯で、溢れた人が何と外まで列を作っているではないですか!
放映1ヶ月前から友達がチケットを予約してくれましたが、
予約の時点でチケット完売、満席でした!
ここからいかに鬼滅が海外でも人気か伝わってきますね。
ちなみにチケット代は90ペソ
(1ペソ7円としたら、630円)
日本でみる映画の値段の1/3位で見れます、安い!
そして更に驚きが!
炭治郎や禰󠄀豆子といったキャラの羽織りを着てる人が1人じゃなく何人も!
私の友達も善逸、胡蝶のTシャツを着ていて、
本当に好きなんだなぁってのがとっても伝わってきます。
![](https://lyukaigai.com/wp-content/uploads/2023/10/img_6955-1.jpg)
大人だけではなく、小さな男の子2人が
炭治郎と善逸の羽織りを着て並んで歩いている姿もあり、可愛すぎて癒されました…
しかも炭治郎の耳飾りまでつけているクオリティの高さ!
と、映画が始まる前から既に楽しい!
〜〜〜
そして大勢の人がいる中席に着き、いよいよ上映開始。
オープニングと共にメキシコ人の歓声があがります。
オープニングが今までの総編集シーンで素敵!
オープニングが終わると、無限列車編、遊郭編のストーリーが要約されて出てきます。
そして、遊郭編アニメラストの10,11話が流れます。
アニメ版をリアルタイムで既に見ていましたが、
それでも面白い!
何と言ってもアニメの時ですら圧倒されていたバトルシーンが映画館の大画面・大音量だと更に凄みが増します!
これは内容を既に知っていても、映画館で見る価値あるなぁとその時点で確信しました。
そして遊郭編が終わりを迎え、
次はいよいよ初公開の刀鍛冶編の第一話。
パワハラ会議で有名になった無惨様の召集が開かれます。
その舞台である無限城が美しい!
これも大画面で見れて良かった〜!と思う見所の1つです。
そして上限の鬼達の豪華声優陣のやり取りは、
ファン必見のシーンだと思います!
無限城のシーンが終わると、
遊郭編後の炭治郎一行の様子〜刀鍛冶の村に着くまでの過程が描かれます。
遊郭編が戦闘シーンで圧倒されたのと比較して、
笑える場面が沢山あるコミカルな展開でした!
ここでメキシコだな〜って感じるのは、
日本だと面白いギャグの場面があってもそんな大きな笑いが映画館ではあんまり起きないんですが、
メキシコ人は大きな声で大爆笑!!
ここギャグだってポイントでは、
百発百中大きな笑い声が必ず響き渡るんです!
いやぁ、こんなに笑ってもらえたら
ギャグシーンを考えた作者もさぞ嬉しいだろうなぁって思います。
このメキシコ人の爆笑の様子をお届けしたい位です。
内容だけでも十分面白いのに、
メキシコ人の爆笑と相まって、
面白いシーンがより楽しくなります!
そうして、圧倒的な戦闘シーンの遊郭編、
上弦の鬼達のやり取りが最高な無限城での会議、
笑えるシーンが一杯な刀鍛冶編冒頭
の3本立ての2時間はあっという間に過ぎていきました。
と前半は、全体的な感想と
メキシコ人のリアクションをお伝えしました!
後半は
・今回の映画鬼滅で学べるスペイン語表現
・メキシコならではの1番の大爆笑シーンを
紹介したいと思います。
〜〜〜
♦︎堕姫の「hermanito」
最後の方のシーンでは特に妹の鬼堕姫が
「お兄ちゃーん!」と何度も呼ぶシーンがあります
そこで「お兄ちゃん」は「hermanito」と訳されてました
通常の兄はhermano
そこに「-ito」の縮小辞がついた形が「hermanito」
このitoが語尾につくと、
より小さい姿や、より可愛らしい愛着を表現する形になります
「お兄ちゃん」
愛着を持ったその呼び方が
スペイン語でも「hermanito」 によって現わされてますね
この縮小辞 -ito, -itaは
「poco」少し→ 「poquito」ほんの少し
「chica」女の子
→「chiquita」小さな/可愛らしい女の子
などを筆頭に日常生活でもよく使われますよ!
♦︎童磨が猗窩座にパンチを喰らった時の一言
日本語では「いい拳だ!」のセリフが
スペイン語の翻訳では「¡Que delicioso!」となってました
「Que delicioso 」は
「¡Que +形容詞!」=なんて〜なんだ!(感嘆)
「delicioso 」=美味しい
で直訳すると「なんて美味しいんだ!」
童磨が殴られても、
嬉々と喜んでる姿がスペイン語でうまく表現されてな〜と感じた場面です。
〜〜〜
さぁ、最後はメキシコならではの爆笑シーン。
遊郭編のラストパートで
鬼の毒を受けた伊之助を禰󠄀豆子が火で焼いて
毒を飛ばす場面があります。
その伊之助を禰󠄀豆子が火で焼いた瞬間!
近くにいたメキシコ人が
「carnitas!」と言い、その周りの観客一体が大爆笑。
説明すると、carnitasカルニータスっていうのは
「油で調理された豚肉」のメキシコ料理の1つなんですね
![](https://lyukaigai.com/wp-content/uploads/2023/10/img_6957-1-1024x632.jpg)
(カルニータスのケサディージャ
豚肉が柔らかくいい塩梅の塩っ気が美味しい)
だから伊之助が焼かれた時に
豚が焼かれたのに見たてて(伊之助は猪だけど笑)
その料理の名前カルニータスが出てきたんですね
それを思いつくメキシコ人の笑いセンスはピカイチだし、
思いついたとして映画館で口に出すのも凄いし、
それを聞いたメキシコ人達がどっと皆で笑うのも
いやぁ〜流石メキシコ!と
映画の中で1番笑った場面でした!
〜〜〜
と、今回はメキシコの映画館で観てきた
鬼滅の刃ワールドツアー上映の様子をお伝えしました。
少しでもメキシコ人の様子が伝えられたら、嬉しいなぁと思います!
Hasta luego!(それではまた次回)
〜オマケ〜
今なら入場特典で上弦の月達と甘露寺&時透が描かれたキラキラカードがもらえるみたいです!
(2023年3月13日投稿記事)
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