Hola!
メキシコ就労を経て、現在修士スペイン留学中の流です。
今日はスペインに長期で住む人が必ず必要な手続き、スペイン大使館でのVISA申請についてご紹介します。
1)VISA/査証って何?
VISA、ビザ、(日本語では査証)ってよく聞くけど、一体何なんでしょう?
VISA(査証)を簡単に説明すると、
「あなたの事を審査して、入国しても問題ない人という事が分かりました。
だからこの国に入っていいですよ~!」
という、いわば「入国許可証」です。
本来、外国に訪れるにはVISAが必要ですが、
日本は世界から信頼されているので、観光目的の為なら短期間VISAなしで入国できる国が多いです。
VISAが免除されているかは、出身国・渡航国によって変化するので、必ず渡航先のVISA要件をチェックしましょう!
スペインも観光目的では90日間、特別なVISA(申請・許可)なしで入国できます。
しかし、90日以上滞在する人はVISA必須!
VISAがなければ不法滞在になってしまいます。
なのでスペインで留学、仕事、ワーホリをする人は必ずVISA申請が必要です。
2)申請場所
さぁVISAの重要性が分かったところで、細かい申請方法について説明していきます。
まずスペインVISAの申請が出来る場所は、東京六本木にあるスペイン大使館!
詳しい住所、窓口対応時間、電話番号、メールアドレスは以下の公式ホームぺージから確認できます。
3)VISA必要書類
このスペイン大使館でVISA申請するのですが、申請には色々な書類が必要です。
それについても説明していきます。
私が申請したのは6ヶ月以上滞在の長期留学VISA。
※短期留学、就労、ワーホリ…とVISAの種類によって、必要な書類が若干違います。
自分の渡航目的にあった書類を確認しましょう。
長期留学VISAで必要とされているのは以下の書類です。
参考 公式HP: 留学査証 (exteriores.gob.es)
1 VISA申請書
スペイン国ビザ申請書.pdf (exteriores.gob.es)
公式HPから申請書ダウンロード可能
2 写真 パスポートサイズ
3 パスポート
4 入学証明書(入学先から取得)
5 経済力の証明(銀行通帳)
6 健康保険(スペイン現地会社の保険に加入が必要)
7 無犯罪証明書 (住民票がある県の警察署で取得可能)
8 健康診断書 (対応病院で取得可能)
9 領事地区に居住していることを証明するもの(住民票)
10 代理人の身元証明 (未成年の場合)
11 渡航同意書(未成年の場合)
12 VISA料金支払い(結果不要)
★航空券予約書 (公式HPに記載ないが必須)
1-12が公式HPに記載されている情報です。
12は日本人は必要なかったので、VISA申請で費用は発生しませんでした。
5の経済力の証明書については、銀行の残高証明書(銀行窓口で有料で正式に発行してもらう)と通帳のコピーの2種持っていきましたが、大使館の方に通帳のコピーの方が良いと言われ、そちらを提出。
提出書類はオリジナルとコピーが必要ですが、7の無犯罪証明書は封筒を開封してはいけない決まりなので、コピー不要です。
警察から渡された封筒を開封せず、そのまま提出しましょう。
4)注意事項
1番の注意!
公式HPで記載されているのは1~12の書類なのですが、実際はスペインへの航空券予約書が必要と言われました。
不備の書類があると、このような紙が渡され10就業日以内に再提出されるように依頼されます。
直接渡す・郵便で送付の2種類の提出方法があるのですが、
私は郵便が不安だったので、その日のうちに航空券を予約、近くのコンビニで印刷して直接大使館に提出しに行きました。
航空券は予約する曜日によって値段が変わるので、必ず事前に予約購入・印刷していくことをお勧めします!
2番目の注意!
スペイン大使館は電話がつながらない事で有名です。
公式HPに記載の電話番号にかけても、ほぼ繋がりません。
メールは返信がかえってくるケースとこないケースがあるみたいです。
ですので、本当に問い合わせが必要な場合は、直接大使館に赴くのが手っ取り早いです。
(私のように遠方に住んでいる人は中々そういう事も出来ないので、問い合わせ対応を改善して欲しい…というのが切実な願いではあります泣)
5)VISA取得日数
大使館の窓口に行き、必要書類を提出すると、VISA発行日が書かれた紙を渡されます。
2023年8月の時点では、申請日からVISA受け取りまで丸々2ヶ月かかると職員の方に言われました。
※この期間はパスポートを大使館に預ける事になるので、海外渡航が出来ません!
注意しましょう。
申請からVISA取得まで2カ月と時間がかかるので、渡航日に対して申請は余裕もって行いましょう!
6)VISA受け取り
紙に記載された発行日以降になると、窓口対応時間の中でいつでも受け取りが可能になります。
受け取りには身分証明書が必要です。
パスポートを預けているので、運転免許やマイナンバーカードといった写真つきの身分証明書を忘れずに持参しましょう!
職員の方が身分証明書を確認し、パスポートを返却してくれます。
そしてそのパスポートの1ページに、VISAが貼られています。
これで晴れてVISA取得、スペインに長期滞在する事が出来ます!
必要書類が多いうえに、病院・警察署・役所に行くなど結構手間がかかるので、
渡航3~4ヶ月前から、余裕を持って準備に取り掛かる事をお勧めします。
また必要書類や細かい内容が変わる可能性もあるので、必ず自分でも公式HPの情報をよく読み準備しましょう!
今回はスペイン長期滞在に必要なスペインVISA査証申請・取得方法について紹介しました。
海外に住むのは大変な手続きも多いですが、渡航して素敵な街並みを見ると、
やっぱり来て良かった!と思うので、
根気強く取り組みましょう!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました^^
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