Hola! メキシコ就労後、スペインで大学院生活を終えた流です。
前回の記事では、「スペインを離れ、現在モロッコに滞在している理由」を紹介しました。
今回は、現在自分が行っている仕事・どうやって収入を得ているかについてお話したいと思います。
現在私は、英語とスペイン語を使って世界各国の生徒にオンラインで日本語を教える「日本語教師」として働いています。
日本語を教え始めたきっかけ
元々初めて日本語を外国人の方に教えたのは、大学を卒業して愛知県にいる時。
私は大学卒業後にすぐにメキシコで働く予定でしたが、コロナ禍で海外に渡航できず、
愛知県豊田市にある自動車関連の企業の本社で働くことになりました。
愛知には初めて滞在するので知り合いもおらず、
コロナの為、新しく友達を作る事も難しかったので、何かの形で人と関わりたいなぁと思っていました。
その時、「外国人に日本語を教えるボランティア募集!」というお知らせを見て、
毎週土曜日に日本語を教えるボランティアに参加するようになりました。
無給で日本語のレッスンをするという活動でしたが、
日本語を教えた後に、「楽しかった!」「次回も流さんと話したい!」と言ってくれる生徒がいて、
「日本語を教えること」が好きになりました。
日本語教師スタート
愛知県での日本語を教えるボランティア活動を約1年半続けましたが、
コロナも落ちついてメキシコへの渡航がきまったので、日本語を教える機会はなくなりました。
その後は、メキシコでスペイン語を使いながら2年間働き、
次はスペインへ大学院留学しようと決めました。
大学院の費用と生活費は、メキシコで働いていた2年間で貯金していました。
それでもやはり、毎月の収入が0になるのは気になります。
そこで頭に浮かんだのは「オンライン日本語教師」。
ボランティアの時から日本語を教えるのは好きだったし、オンラインだったら、スペインにいても出来る!
お小遣い程度、スペイン大学院生活の間の少しの収入にでもなればいいなと思い、
メキシコから日本に帰国したタイミングで「オンライン日本語教師」の仕事を始めました。
日本語教師を始めて1年
このようにスペインでの大学院留学をきっかけに日本語教師の仕事を始めて、今は1年が経ちます。
始めた当初は生徒も少なく、収入もほんのお小遣い程度でしたが、
少しずつリピーターの生徒を増やしていき、
現在は遂に、日本語教師の収入が生活費を上回るようになりました!
7才の子供から大人まで、色んな国の生徒がいるので、
子供には癒され、親世代の生徒からは人生の教訓を教わることもあります。
毎日英語とスペイン語を話す機会があることも、語学好きな自分には嬉しくて、
何より生徒に日本語を教えることで、新しい日本の文化や日本語の発見がある事が凄く楽しいです!
趣味から仕事へ 「日本語教師をして得られたこと」
このように「日本語を教えるボランティア」という趣味で始めた活動が、
「日本語教師」という1つの仕事になり、生活を送れる分の収入を得られるようになりました。
オンラインで授業を行っているので、パソコン1台あれば、世界中のどこにいても仕事をする事が出来ます。
「自分の力でお金を稼いで、行きたい場所を決めて、好きな事ができる」
「空を流れる雲のように、自由に生きられる」
オンライン日本語教師を続ける事で、これらの事が出来るようになりました。
そして、自身の自由の喜び以上に大切な事は、この仕事をしていれば、「いつでも家族のもとに戻れる」という事。
先日家族と電話した時、父から
「急に腰が痛くなって、もう旅行は行けないかもしれないと思った。今は少しずつ良くなってきたけど」
という話を聞いてびっくりしました。
いつもは健康な父ですが、人間いつ何が起こるか分かりません。
もし家族に何かピンチがあれば、自分がいつだって駆けつけられる。
そう考えると、「家族が元気なうちは、今自分自身がやりたい事をやろう!」という気持ちを後押ししてくれます。
まとめ
今日は現在の仕事である日本語教師になるまでの経緯や、活動を1年間続けて得られたことについて紹介しました。
これからも「日本語を学ぶのって、楽しい!」と生徒に思ってもらえるような
楽しくて実りある授業が出来るように、頑張りたいです!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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