Hola! メキシコ就労・スペイン院留学を経て、現在モロッコで生活中の流です。
前回の記事では、モロッコ到着緊張の夜の様子を紹介しました。
今日は、その翌日フェズでの様子をお伝えします。
宿での朝食
昨日の疲れ果てたモロッコ到着から、夜があける。
9時位に目が覚めたあたりで、コンコンとドアをノックされた。
宿で働いている男性が「Tu veux le petit-déjeuner ?=朝食はどうですか?」
と聞いてきたので、「Oui=はい」と答えて、宿の階段を降りる。
朝食はクレープ、パン、あんずのジャム、バター、チーズ、ハチミツ。
そしてモロッコ定番のあたたかいミントティー。
正面に座っていた宿のオーナーが、
「どこの国からきたの?」「モロッコにはどれ位いるの?」「何の仕事をしているの?」等、質問してくる。
この3週間で培った私のフランス語でも何とか表現できる内容だったので、フランス語で答える。
モロッコ式朝食に、フランス語での会話。そしてアラビア語も聞こえてくる。
(あぁ、私、モロッコに来たんだ・・・!)としみじみ感じる。
宿のオーナーは、アラビア語、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語の5か国語を話せるとのこと。
いつか私もそんな風になりたいなぁ、なんて思いながらミントティーをすする。
両替へ
朝食後にシャワーを浴びて、チェックアウトする。
支払い時にユーロしか持っていなかったので、「両替してきてもいい?」と聞くと、
宿のお兄さんが、一緒に歩いて両替所まで案内してくれた。
明るくなった外に出てびっくりした。
そこは旧市街のメイン通り。色鮮やかなお土産が所狭しと並べられていて、とてもカラフルだ。
昨日深夜に到着した時の、静かで、真っ暗で、ゴミが散乱していた汚い道は、どこかにすっかりと消えていて、人通りが沢山ある、活気ある賑やかな道に変わっていた。
「The 異国!」な様子に朝からワクワクだ!
案内してくれた両替所でユーロをモロッコディルハムに替えて、宿に戻る。
「Il fait chaud!=暑いね!」と言うと、お兄さんはニコニコしながら水をくれた。
宿泊料金を支払い、スーツケースとリュックサックを宿に置かせてもらい、
フェズの町を散策するために外へ出た。
ワクワクして出かけた、モロッコ到着翌日の朝。
これからどんなアクシデントが待ち受けているか、知る由もなかった…。
続く
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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